
ボケの真髄
さて、ボケ具合の調整・絞りの魔術のホントの話①の記事は読まれましたでしょうか?
ここには、”ボケ”という写真特有の表現方法テクニックの話を書きました。
基本中の基本です。
ただ、理屈で分かるより、実践です。
絞りの設定、”絞り優先”というのを使って、どんな風に写るのか体験してみてください。
何よりも勉強になりますし、現場で、
こんな風に撮りたいな・・・と思った時に、頭のなかで作画の想像が出来るようになってきたら、
感で、レンズや絞りの設定をコントロール出来るようになります。
作画に活かしましょう
では、カメラ雑誌みたく、作例を撮ってみました!!
観葉植物の大きさが、ほぼ同じになるように撮影してあります。
50mmF1.8と、200mmF4.0(ズーム)を使いました。
被写体との距離は、
50mmレンズが約60cm。200mmレンズは約170cmくらいです。
もちろん望遠レンズを使うと、被写体との距離は遠くなります。
被写体から背景の庭木までは、約5mくらいです。
ちなみ、背景の大きさ違うのは、望遠レンズほど、背景を引き寄せるという特色です。
圧縮効果といいます。
<50mmレンズ>
<200mmレンズ>
50mmと、200mmのボケ具合が近いものを探してみてください。
50mmのF2.0と、200mmのF4.0は似ていませんか?
50mmのF16と、200mmのF32は似ていませんか?
レンズの魔力
ここで、”ボケ”で陥るのがレンズの魔力です。
写真が上手になりたいがゆえに、レンズに頼ります。
これも一つの方法です。
85mmのレンズが、よく、ポートレートレンズと言われる理由を書きます。
上記の記事で、被写体との距離によって、望遠レンズでも
背景を美しくぼかす事が出来ることが分かりましたね!!
何も、明るいレンズを買わなくても手持ちの望遠レンズでも、まだまだ使いますよね!!
ところがです・・・
望遠レンズほど、手ブレが起きやすくなります。
三脚を使ったとしても、ブレます。
ところが、被写体との距離が近くても、遠くても、それなり明るいレンズは”ボケ”を作ってくれます。
そうです!!そこに需要があるのです。
もう一つの重要な理由が、コミュニケーションのやりやすさです。
コミュニケーションと、距離のバランスが良いのが、35~85mm(フルサイズの場合)
ちなみに、APS-Cの場合は、24~55mmになります。
最近のF1.4クラスのレンズは、高性能をうたって、高価になってきました。
昔は、安くて高性能のレンズの代名詞でした。
ということで、最近は、F1.8~F2.0クラスが安くて狙い目です。
マクロレンズも非常に性能の良い、単焦点レンズだと思いますよ♪
是非!いろいろと試してみて下さいね♪
次回は、ボケ具合の風合い、味付けは、被写体の状況によって変化します。
それについて書きますね♪
カメラの設定だけでは、コントロールできない領域です。
簡単に写真のコツがつかめる方法があります。
悩む時間はもったいないですから、お気軽にお問い合わせください。
実は、とっても簡単な答でした~となることもあります。簡単という意識が増えると、どんどん楽しい写真ライフに繋がることでしょう。
初心者の方も大歓迎です!というよりは、初心者の方に講座を受けていただけると、とっても嬉しいです。
さらにステップアップしたいという方は、一度、今まで撮ってみた写真を見せてくださっても結構ですから、慌てず次に進みましょう。
講師自身が、写真にのめり込んだ時は、とても下手でした。友達にカメラの使い方を教えてもらっていました。
とにかく、フィルムを買うお金が無い状態からのスタートでしたので、一枚一枚丁寧に撮影をして、仕上がりをよく観て、写真を選ぶことに手を抜かず、撮ってはテクニックを勉強することの繰り返しをしてきました。
今まで地道にやってきたこと、失敗から学んだことなど、リアルの写真教室で培ってきたノウハウを使います。
プライベートレッスンから、複数での講座までさまざまに対応いたしますから、人と比べながらとか、その他大勢に合わせて教わるということも避けることが出来ます。
とは言いつつ、プライベートレッスンが一番お得だと思います。理由は受けると分かります♪
シャッターを切った時の爽快感を感じられるようにお手伝いさせてください。
さわらぎよしお
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