写真の真髄
写真というのは、”写心”と呼ばれることがあります。
撮影者の”心”を映し出すのが写真の真髄だと思っています。
もちろん、プロしてのお仕事もありますから、お客様の要望に応えた撮影もやっていますので、すべてが”写心”で活動しているわけではありません。
さて、”写心”で撮ろうとする時は、純粋に自分自身にフォーカスします。
そのフォーカスの仕方に問題がある場合があります。とても言葉でお伝えするのが難しいのですが・・・
多分ですが、”邪念”で撮ること。自分にウソを付きながら撮影し続けることは困難だと思うからです。
一言で”邪念”と言っても全部は伝わらないと思いますが、とりあえずです。逆は言えます!”無心”です。
写真を見せたい相手は誰ですか?
誰が、あなたの写真を見て満足するのですか?
”写心”ですから、自分ですよね。その自分は、どの領域の自分なのかによって、意識レベルといいますか・・・全然違ってきます。
本当に、言葉って難しいですが、言葉の無い世界のお話ですから、こちらに書いてある記事そのままを解釈しないで読み流してくださいね。
とりあえず、結果を求めているのは自分であって、他人ではないのです。
もしも、他人である場合は、その方のご要望に答えるテクニックなどを勉強すれば叶うことがあります。
それで、写真が上手くなるためには、他人の意見も聞きなさいと指導される方もいます。
実は、半分反対です。誰に聞くか?という事が重要になってくるからです。それと、自分の意識レベルのポジションを知ることです。
この意味が分かるようになってくると嬉しいです。
ということで、私は、誰に聞くかというと、ハイヤーセルフ♥
冗談半分にお読みくださればよいのですが、透き通ったイメージの自分なのかな?と思います。
本来の自分におまかせ
ということで、透き通ったイメージの自分に繋がればいいのです。無心の状態とも言えるかな?と思います。
現在の自分にある”劣等感”が邪魔をすることがあるかもしれません。当たり前だと思ってる”考え”が邪魔をするかもしれません。
よく、”魂を磨く”という話がありますが、元々は神様からいただいたモノですから、磨く必要もなく輝いていると想像しています。
ところが、”心”は、コロコロ感情が変わるように変化していきます。美しい風景を見て感動しているのは、心かもしれません。
そして、その心が感情的には、モヤモヤしているようでしたら、その写真は失敗です。
スッキリしているようだったら、その時点で最高の状態です。さらに無心状態であれば”魂”が喜んでいるかもしれません。
そこまで、だどり着くことが出来たら、写真に正解も不正解もない、ただの気持ち良い光の世界のような気がするのです。
そして、今日は、今日で完成です!今日の写真は、今日は最高でも、明日から違うかもしれません。
この花を撮るに、何故撮るのか?何のために撮るのか?本当に知る必要は無いのかもしれませんが、答えが直感的に出ている場合は、”無”になって、ただ撮るだけです。
”無”になって、ただ撮るだけがやりやすいのが、私の場合は、「自然風景」だったのです。
自然を撮るのは、自然体の自分でいられるから
ということで、私(さわらぎよしお)は、「自然風景」をメインに撮っています。
自然が大好きだったのもあります!! それでお仕事になる時もあれば、全く要望されない場合もあります。
人物を撮るのも好きですし、建築物とか、街の風景とか、動物とか、好きな被写体はいっぱいあります。
自然体の自分でいられる(ありのまま)でいられるのです。
私は、写真を撮ることで、癒やされてきました。”無”になれる状態がとても幸せだからです。
ファインダーを覗いて集中している時に、何かに出会うのです。まっさらな何かです。
これが、私の写真の真髄です。というか楽しみなのです。
ハイヤーセルフの声が聴こえる特殊な人・・・というのはありません。そういったスピリチュアル的な事は出来ません。
ただ、撮影するのが楽しいのと、何故かどうしても撮りたい衝動が出てくるアングルなどを見つけてしまうのです。
私の課題
まだまだ未熟なんです。
プロと言えば、ある程度完成された何かがあるあから、写真を仕事に出来ると思っていました。
ところが、ずっと、完成されないまま、続けるだけなのです。
この記事を書いてる間も、エネルギーがどんどん流れてきているような気がします。
もっと、撮ることで伝えて行くことがあるからねって、来るんです。
私の、旅は、まだまだこれからです。
撮っていると、自然から発せられる、大きなエネルギーや浄化のパワー、癒やしのパワー、などメッセージが来ているかのように感じてしまいます。
もっと、もっと、キャッチして映像に写し込みたいと思います。
そして、私の課題・・・私は、好きな風景写真家の方々の写真を真似することから始めましたが、模倣から超えた感覚がすぐに訪れました。
私の場合は”光”と”被写体”の2つの化合によって、様々な表情に感動してシャッターを切ります。目で見える世界です。でも、その絵全体のバランスなどは、見えてる世界とは、ちょっと違った世界です。
他には、被写体の表情に、テーマを追うフォトグラファーもおらえます。「幸せを感じる」とか、「センチメンタルな感情」とか、「時代を動かす何か」とか、「被写体になっている人のライフスタイル」とか、「生態系」とか・・・様々です。
報道的な要素を重視するフォトグラファー、記録という面を重視するフォトグラファー、空気感を重視するフォトグラファー、美しさのみを重視するフォトグラファー、手触りや匂いを感じさせることを重視するフォトグラファー、異次元空間を重視するフォトグラファー・・・様々です。
ですので、私の撮影方法や重視していることは、ほんの一部なのです。